求める人物像について
ユーザーにとって自己の持っている能力が活かせることは、応募への力強い後押しとなります。どういったスキルや経験が求められるのか、また、どういったキャラクターであればチームとの相性が良いかなど、現場で活躍できる人材像を伝えましょう。
具体例を交えた人材像は、マッチしたユーザーに大きな自信を与えることができるほか、ミスマッチを防ぐことにも繋がります。
求める人物像を明確にする3つのポイント
実務経験年数やスキルのみの記述は避ける
実務経験年数が同じ年数のクリエイターでも、経験した業務や獲得したスキルは人によって異なります。自社の求人の人材要件に「実務経験◯年」と定めている場合には、その年数にどのようなスキルや経験を期待しているのかを掘り下げることで本質的な人材像を導くことができます。
スキルに関しても同様に「Photoshop」などのツール名を記載するのみでなく、ツールを用いてなにができるかまで伝えることでユーザーとの共通認識を取ることができます。
サンプル 1:「キャンペーンサイトなどのWebデザインを複数担当した経験があり、企画からサイト構築まで制作全体の流れを把握している方は、スペシャルコンテンツの制作で即実力を発揮していただくことができます。」
サンプル 2:「Photoshopを用いてワイヤー作成時から設計意図を持ったWebデザイン制作が行える方には、すぐに弊社のデザイナーとしてご活躍いただけます。」
サンプル 3:「Sketchを使用し、ユーザーにとって快適なインターフェースの設計からプロトタイピングまでのご経験がある方を求めています。」
求める人材像に近い方が社内にいる場合は例として紹介する
実際にどんな人物が活躍しているのかは、ユーザーにとって非常に関心の高い情報です。視線を社内に向け、求める人材像に近い方がいる場合には例としてあげることをおすすめします。キャリアチェンジを狙った求人では、特に有効な手段です。
サンプル 1:「これまでマークアップ兼アシスタントデザイナーとしてプロジェクトに参加し、目的とユーザビリティを考慮したサイトの設計や、デザインの正確な実装を担当され、今後は本格的にデザインの道へ進みたいと考えている方には、すぐに力を発揮していただけます。実際に弊社ではマークアップエンジニアからデザイナーへキャリアチェンジしたスタッフが2名在籍しており、Web表現の技術を活かしたデザインでチームを率いる存在として活躍しています。」
歓迎するスキルは活かせる場面とセットで伝える
むやみに歓迎要件を挙げることは、応募へのブレーキ要因につながってしまう恐れがあります。歓迎するスキルなどを記載する場合には、その能力があるとどういった場面で活かせるのかをあわせて伝えましょう。
特に業務内容とは異なる領域のスキルなどを記載する際は、その意図を明らかにし、ユーザーに疑問を生じさせないようにしましょう。
サンプル 1:「紙媒体のデザイン経験がある方にはデジタルキャンペーン案件のO2O施策でプロダクトデザイン をお任せしたり、フロントエンド技術の知識がある方にはデジタルプロモーション案件におけるインタラクティブコンテンツのデザインをお任せしたり、Webデザイナーの領域を超えて多角的にご活躍いただけます。」
関連写真を掲載する
任意で関連写真1枚を掲載することができます。写真はユーザーにとって大きな情報源です。入力した内容に沿った写真を設定することで、本文が印象に残りやすくなります。
推奨画像サイズ:1400×700px以上
対応ファイル形式:JPG、PNG
ファイルサイズ制限:20MB以内
※ レスポンシブに対応しているため様々な比率で掲載されます